こんにちは!チクさんです。
「この状態が、ずっと続くんじゃないか」
鑑定をしていると、こういう不安をよく耳にします。
つらい時期にいると、人はどうしても「これが永遠に続くのでは」と感じてしまうものなんですぞ。
でも仏教には、「諸行無常(しょぎょうむじょう)」という考え方があります。
この世のすべては常に移り変わっていて、同じ状態が続くことはない。
これは、つらいことにも、うれしいことにも、平等に当てはまる教えです。
今日はこの話を、占いの運気の波と絡めて書いていきます。
「諸行無常」はどこで聞いた言葉?
この言葉、どこかで聞いたことがあるという方は多いと思います。
いちばん有名なのは、『平家物語』の書き出しですね。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
学校で暗唱させられた記憶がある方も、いるんじゃないでしょうか。
そしてもうひとつ大事なのが、諸行無常は仏教の根っこにある「三法印(さんぼういん)」のひとつだということです。
三法印というのは、仏教を仏教たらしめている3つの旗印のこと。
そのひとつが、この「すべては移り変わる」という考え方なんですね。
つまり、仏教のいちばん土台にある考え方だということです。
だからこそ、いろんな場面に応用が効きます。
「無常」は、悲しい言葉じゃない
無常と聞くと、「はかない」「むなしい」というイメージを持つ方もいます。
でも、視点を変えるとこうも言えます。
つらい時期も、必ず形を変えていく。
占いで言う空亡(天中殺)も、まさにこの考え方そのものです。
低迷期は永遠には続きません。必ず終わりが来て、次の流れへと移っていきます。
無常とは、絶望ではなく「今が全てではない」という希望でもあるんです。
好調なときにも、同じことが言える
逆に、調子が良いときはどうでしょうか。
「このままずっとうまくいくはず」と思っていると、変化が来たときに大きく動揺してしまいます。
占いでも、運気には必ず波があると考えます。
絶好調がずっと続くことはありません。だからこそ、良いときほど謙虚さと備えが大切になります。
無常を知っていれば、好調のときも浮かれすぎず、落ち着いて過ごせるようになりますよ。
執着を手放すと、楽になる
無常の教えが伝えたいのは、「変わらないものに執着すると、苦しみが生まれる」ということです。
- 「あの頃は良かった」と過去にしがみつく
- 「今の状態がずっと続いてほしい」と変化を恐れる
どちらも、無常という自然な流れに逆らおうとする心の動きです。
占い的にも、執着が強い方ほど、新しい運の流れを受け入れにくくなる傾向があると感じています。
手を離すのが怖いのは当然です。
でも、両手がふさがっていると、新しいものは持てないんですよね。
つらい時期を、どう過ごすか
「これも変わっていく」と言われても、渦中にいるときは正直それどころじゃないと思います。
なので、もう少し具体的にお伝えしますね。
1. 期限を決めない
「あと3か月で抜ける」と決めてしまうと、その日を過ぎたときにもっとつらくなります。
変わることだけ信じて、いつ変わるかは決めない。これが意外と大事です。
2. 記録をつけておく
一行でいいので、その日あったことを書き留めておいてください。
つらい時期は、記憶のなかで「ずっと同じだった」ことにされがちです。
でも記録を見返すと、実は少しずつ動いていたことが分かります。無常を、自分の目で確認できるんですね。
3. 動かず、削らない
低迷期に大きく動くと、たいてい裏目に出ます。
かといって、何もかも我慢して自分を削るのも違います。
この時期は「現状維持」が正解だと僕は思っています。
嵐のときは、船を進めるより、まず沈まないことですから。
移り変わりを、味方につける
無常を悲観するのではなく、うまく付き合うという視点も大切です。
- つらいときは、「これも変わっていく」と自分に言い聞かせる
- 良いときは、「今のうちに備えておこう」と準備する
- 変化が来たら、抵抗せず、流れに乗ってみる
占いで開運日や新月のタイミングをお伝えするのも、この移り変わりの波にうまく乗ってほしいという思いからです。
チクさんの実体験
鑑定を長く続けてきて、いつもお伝えしていることがあります。
どんな事柄でも、時間が経てば必ず変化がある。
これは、良いことも悪いことも同じです。
今のこの状況が、そのままの形で続くことはありません。
ただ、僕がお伝えしたいのは、その先なんです。
変化は勝手に起きます。でも、その変化が「自分の望む方向」に向かうかどうかは、また別の話です。
だから鑑定では、いつもここをお話しします。
その変化を、あなたが望んでいる未来にするために、今どんな行動をしたらいいのか。
そして、これははっきり言えることです。
懸命に動いた方は、ちゃんと望んだ未来に進んでいかれます。
そして、その場所で満足を感じておられることが多い。
僕は、そのお手伝いをさせてもらっている。
そういう仕事だと思っています。
だから無常というのは、「待っていれば勝手に良くなる」という話ではないんですね。
必ず変わる。だからこそ、どちらに変えるかを選べる。
僕はそう受け取っています。
まとめ
今日は「諸行無常」という教えについて書きました。
- 『平家物語』の冒頭で有名だが、もとは仏教の根っこにある「三法印」のひとつ
- すべては移り変わる。つらい時期も、良い時期も
- 無常は絶望ではなく、「今が全てではない」という希望
- 好調なときほど、謙虚さと備えを忘れずに
- 執着を手放すと、新しい運の流れを受け入れやすくなる
- 変化は必ず起きる。だからこそ、どちらに変えるかは自分で選べる
今つらい状況にいる方は、これも必ず形を変えていくということを、心のどこかに置いておいてください。
一緒に、流れに乗っていきましょう!

次回は「中道」、頑張りすぎず我慢しすぎない生き方について書いていきますぞ。
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