こんにちはー!今回のブログは、このブログではサクッと解説していた五行について!
このブログでしっかりめに解説していこうと思います!
五行とは?
五行(ごぎょう) とは、五行思想または、陰陽五行説、五行説とも言います。
中国の古代哲学から発する思想です。
古代哲学とは、道教や儒教といわれる学問ですね。
世の中のすべての物は、5種類の元素から成り立ち、お互いに影響を与えながら循環しているという思想です。
5種類の元素というのは、【木・火・土・金・水】です。
この5種類の元素がどのように作用しているのか、どのように変化しているのかを用いて 占いや風水をはじめ、中医学等でも考え方として用いられています。
暦の解説の際にも良く出てきた考え方ですね!
韓国の食事にも五行を意識した思想があると聞いたことがあります。
難しく感じてしまいそうですが、意外とすでに浸透している考え方かもしれませんね。
暦を解説しているブログはこちらです!気になった方は読んでみてね!
5種類の元素について
5種類の元素 それぞれについて解説していきます!
木(もく)
木は生命力や成長、発展を象徴します。
木の特性は柔軟性と成長力です。季節ですと春を象徴しています。
人体では、肝臓や胆のうといった身体の器官と関連づけられることがありますよ。
火(か)
火は情熱、エネルギー、創造性を象徴します。
火の特性は活発性と熱情です。季節ですと夏を象徴しています。
人体では、心臓や小腸などの身体の器官と関連づけられることがありますよ。
土(ど)
土は安定性、信頼性、忍耐力を象徴します。
土の特性は安定感と忍耐力です。季節ですと土用を象徴しています。
人体では、脾臓や胃などの身体の器官と関連づけられることがありますよ。
金(きん)
金は知識、知恵、価値、秩序を象徴します。
金の特性は鋭さと精密さです。季節ですと秋を象徴しています。
人体では、肺や大腸などの身体の器官と関連づけられることがありますよ。
水(すい)
水は流れ、変化、潜在的な力を象徴します。
水の特性は冷静さと柔軟性です。季節ですと冬を象徴しています。
人体では、腎臓や膀胱などの身体の器官と関連づけられることがありますよ。
それぞれの五種類の元素は、人体の中でも関連付けられている臓器があり、五行の考え方を用いて治療方針を決めたとか決めないとか…。
昔から日常の生活に取り入れられていた大切な考え方なのです。
五行がお互いに影響を与えるとは?
五行はお互いに影響を与え合っているのですが、それぞれの影響において名前がついているのです。
解説していきますね!
相生(そうじょう)
順に相手を生み出していく、陽の関係と言われています。
【木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ず】
画像のように、順番に相手を強め、生む影響をもたらします。
相剋(そうこく)
相手を打ち滅ぼしていく、陰の関係と言われています。
【水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝ち、木は土に勝ち、土は水に勝つ】
画像のように、相手に勝ち、滅ぼしていく影響をもたらします。
比和(ひわ)
同じ気が重なると、その気は盛んになるという作用がある関係です。
良い結果でも悪い結果でもその方向にますます状況が変化しやすいと言われています。
他の関係
相侮(そうぶ)「相剋関係」に逆方向の抑制が起きる・逆に自分が抑制されて侮られるパターン
これはとても簡単に言うと、相剋の関係だと金が木に勝ちますね。イメージだと斧で木を切り倒せるというのが、相剋。これが反対の作用が起きてしまうことがあります。イメージ的には木が太すぎて金(斧)が欠けてしまい負けてしまう。という関係性の事を相侮といいます。
相乗(そうじょう)「相剋関係」の抑制が強くなり過ぎる・相手を抑え過ぎるパターン
という五行の関係もあります。これ以上は上級者向けすぎるのでこのブログでは割愛します 笑
まとめ
どうでしたかね?五行という考え方、知ってみると自然的な生き方 価値観を思っていればイメージが出来やすい思想 考え方ですね。これはとても奥が深いので一部の関係性や関連して起きることが色々とありますので抜粋して、順次更新していきます!
五行を活かして日常生活により良くなるヒントを皆さんと共有出来たらと思います。
以上!五行についてでしたー!
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